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AU-700シリーズ：ジッタレスで高信頼通信を実現

業界最高レベルのジッタレス通信（1μs以下の遅延揺らぎ）を実現したワイヤレスTSN対応のローカル5G装置です。3GPP Release-16に準拠し、CC-Link IE TSN、EtherCAT、メカトロリンク4など主要な産業用ネットワークプロトコルに対応することで、有線ケーブルの完全な無線置き換えを可能にします。2025年6月リリースのAU-700gNB/UEに続き、12月には自社開発ベースバンド半導体MC-001を搭載した小型モデルAU-700gNB-W/UE-Wをリリース予定。PLC制御やモーション制御など、マイクロ秒レベルの高精度な同期が求められる次世代スマートファクトリーの実現に貢献します。

AU-700gNB

AU-700UE

主要諸元表

中心周波数: 4,849.98 MHz4.6-4.9GHzの間で出荷時に選択可能
システム帯域幅: 100MHz
最大送信電力: +23dBmgNodeB / UE
アンテナ本数: 送信2/受信2gNodeB(送信最大2、受信最大2)
DL:UL比率: 任意 / 基地局準拠準同期フォーマットの他、カスタマイズも可能
送信電力制御: 対応
ハンドオーバー: 対応SFN(Single Frequency Network)による複数セルの運用
DL最大スループット: 100Mbps/gNB, 10Mbps/UE基地局あたりの下り最大スループット:100Mbps (L1計算値)
UL最大スループット: 100Mbps/gNB, 10Mbps/UE基地局あたりの上り最大スループット:100Mbps (L1計算値)
送信占有帯域: 可変デフォルト33MHz、最大100MHz
遅延時間: 10msec typIP層での往復遅延時間(ping往復)/低遅延カスタマイズ可能
接続可能端末数: 12台最大同時通信数：100台まで拡張可能
時間同期: 対応基地局にGPS信号入力または、1PPS信号入力
端末認証: SIMSIMカードをUE本体に内蔵

AU-650シリーズ：純国産技術開発のローカル5G製品

国産初のローカル5G製品として開発されたAU-650シリーズは、高信頼超低遅延通信（URLLC）を実現し、ミッションクリティカルなリアルタイム制御アプリケーションに対応します。オールインワンタイプの小型基地局AU-650gNBとCPEタイプ移動局AU-650UEで構成され、往復遅延時間10msec以下、システム最大スループット300Mbpsを実現。多数端末の同時接続に対応し、RU/DU/CU/5GC機能を基地局に内蔵することで、シンプルな構成でローカル5Gシステムを構築できます。AGV制御、産業用ロボット、工作機械などスマートファクトリーでの各種実証実験において高い評価を獲得し、ローカル5G普及の基盤となった製品です。

AU-650gNB

AU-650UE

主要諸元表

対象アプリケーション: FA／高信頼度・低遅延システム画像・映像信号データ伝送、低遅延フィードバック制御システム等への応用
周波数帯域／帯域幅: 5GNR / 4.8GHz/ 100MHz準同期システムのパラメータに準拠
最大スループット （システム）: DL/UL：300Mbps端末スループットは、100Mbps
往復遲延時間: 10msec typ自社端末接続時
ハンドオーバ／CA／MIMO: ハンドオーバー対応／CAは非対応／2x2MIMO対応順次リリース
端末認証: SIMによる認証SIM実装済端末提供
アーキテクチャ: オールインワンRU、DU、CU、5Gコアー体型
3GPP バージョン: Releas-15/16リリースアップデート、システム保守、オプション機能は、別途購入が必要

Why マグナ・ワイヤレス？

私たちは、これまで数々の「世界初」を生み出し、世の中にまだ存在しない、ユーザーが本当に必要とする製品を開発してきました。そしてこの度、従来の無線通信では困難とされていたジッタレス通信（遅延時間のゆらぎ1μ秒以下）を実現し、産業用装置の制御信号を無線化する革新的な製品を市場へ展開します。当社は、自社開発によるハードウェア、ソフトウェアIP、そしてコアデバイスであるベースバンドICを基盤に、3GPP標準仕様に対応するだけでなく、6Gに向けた検証機能も柔軟にカスタマイズ可能です。さらに、純国産によるソフト・ハード開発により、安定した国内サプライチェーンを確保し、長期的なサポート体制を実現しています。私たちは、ローカル5Gから次世代ローカル6Gまで、安心してご利用いただける新たな無線通信プラットフォームを提供します。少子高齢化による省人化・無人化のニーズに応えるため、無線通信の専門集団として、これからの未来を技術で支え続けます。