国内大手製造業工場にてローカル5G実証実験を開始

エイビットでは2021年10月、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構に採択された
「超低遅延向けポスト5G半導体チップの研究開発」プロジェクトで開発した半導体を幅広い用途でご活用いただけるよう実証実験を展開しています。

エイビット製半導体の特長は、URLLC(低遅延高信頼通信)であり、スマートファクトリーで使われる制御装置、自動装置への組み込みが期待されています。
このエイビット製半導体を利用した将来のローカル5Gシステムを想定し、国内で多くの工場を運営している製造業のリーディングカンパニーであるトヨタで、自社工場ならびに事業場にて実環境におけるローカル5Gのユースケースを検討、評価します。

本実験を通して、工場内における高速無線通信ネットワークの構築を加速させ、TSN(Time Sensitive Network)の無線化による業務の効率向上、将来の導入コストを低減させ、ローカル5G市場の活性化を促進していきます。

更に業務効率化による労働環境の改善、消費エネルギーを低減することでローカル5Gを活用したSDGsを実現する工場の構築を目指していきます。

そして工場内における様々なユースケースを確認することで得られる知見を、エイビットは自社製品へ反映し、お客様のニーズに則した製品を開発していきます。

【実施日程(予定)】

2022年9月1日~2023年3月31日

【実施場所】

トヨタ工場、事業場敷地内

【株式会社エイビットについて】

株式会社エイビットは、5G 、 LTE、LPWA 、 PHSなど無線通信方式を利用した通信端末の開発メーカーです。遠隔検針やセキュリティ、防災ソリューションといった大規模IoT需要分野に精通しており、特に都市ガス、LPガス用遠隔検針ユニットでは国内トップのシェアを誇る日本最大級のIoTプラットフォーム運営会社でもあります。

また、5Gの測定器メーカーとしても、通信キャリアに多く採用されています。5G分野については、機器の販売のみならず、無線技術のコンサルティングや実証実験サポート、機器開発支援など、お客様を幅広い領域でサポートしています。

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